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旅の足跡 ③

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広大なオリーブ畑をこの特殊なオリーブトラックで収穫。瓶詰めし終え、ラベルされたばかりのほやほやオーリブオイル。

■オーリブオイル

 PC内の写真の整理をしていたら2年前に訪れた南スペインはAlmeríaのオリーブオイル工場の写真が出てきた。しまった…ここの工場長・オーナーと約束してブログにアップする予定だったのをすっかり忘れていました(大汗)。そんなわけで2年前を振り返りながらオリーブオイルについて、さら~りと紹介。



 オリーブオイルの生産量はスペインが世界1位なのです。えっへん!ギリシャ、イタリアも生産量は多いほうですが。また日本ではオリーブオイルというとイタリア!というイメージが強いかもしれませんが、実はイタリアは世界1オリーブオイルを輸入している国でもあります。どこから輸入しているのかというと…スペインからなんです(ギリシャからもしてるかな?)。

 こちらでは誰もが知っているトレヴィアとして、数年前まで(まだ継続して行っているかは不明ですが)イタリアはスペインから上質なオリーブオイル輸入し、イタリア国内で瓶詰めをしてイタリアのオリーブオイルとして販売しています。よーくラベルを見ると「瓶詰めはイタリア」と明記されている物のオリーブオイルはスペイン産かギリシャ産、他国産のオリーブオイルだったりします。そんなこと知らなければイタリア産オリーブオイルと思い、消費者は「イタリアのオリーブオイルは美味しいね!」となる。私としては美味しいと思えればどこの物でもかまわないのですが、夫がスペイン人なのでスペイン産を好んで使っています。

 南スペインへ行った折、何度か義父が5ℓ入りオリーブオイルをくれました。それはもう色も濃くて香りもすばらしく、ピリリとした味わいのあるオリーブオイルで私のお気に入りになりました。行った時に義父が「工場で直接買えるから行ってみよう」と言ってくれ、AlmeríaにあるTabernaとう場所へ。ここには映画『マカロニウエスタン』を撮影したウェスタン村があるほど、広大な荒野が広がっています。さらに山手に行くとオリーブの木がわんさと植えられており、いくつかのオリーブ工場が点在します。気軽に工場へ訪れて買うことができますが、とくに日本のような販売所は設けてない所もあって、見かけた従業員に「オリーブオイル買いたいんですがー」というローカルな販売方法。

 2番目に訪れたオリーブ工場が写真の工場です。大きなオリーブ園にぽつんとある母屋の側面にAceite de Oliva, Castillo de Tabernaと書かれていて、ふらりと立ち寄ってみたのがきっかけ。ふらふらしていたら恰幅のいい男性が近寄ってきて「説明しましょうか?」と言ってくださったのが、写真の工場長・オーナー。日本の某エステティックサロンにオイルを卸しているそうで、そこのエステティックサロン用のビンやラベルまで見せてくれました。上質なオリーブオイルは保湿力も高くマッサージオイルとして最適なのですが、私にはもったいなくてぬれませんっ。

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ステンレスタンクがずらずらーっと。

 広大な敷地に無数にあるオリーブの木からオリーブを収穫するのは人手では到底無理なことで、日本には絶対無いだろうオリーブ収穫期トラックでいっきに収穫する。トラックの先には洗濯バサミ状になっていて、両サイドから枝を挟み込み、ローラーですばやくオリーブを摘み取る。良くできたもので枝を傷めないようにできている。収穫したオリーブをベルトコンベアーを使って洗浄し不純物を排除までが工場外で、圧搾やビン詰め工程は清潔な内部で。内部には大きなステンレスタンクがずらずらーっと並んで壮観。

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オーナーがとってもいい人で丁寧に説明&試食をさせてくれた。

 母屋の販売所に戻って試食。オリーブオイルはオリーブの種類によって“濃くて辛い”・“薄くてマイルド”といった2種類に分けられ、好みや料理の用途によって使い分ける。“濃くて辛い”はサラダなど加熱しないでオリーブオイルの香りをいかした食べる用に。“薄くてマイルド”は加熱して使うことが多くて、フライなのどに多様します。私の好みは“濃くて辛い”で、オリーブオイルの豊かな香りと濃さを感じるサラダは最高。

 夫にいたってはオリーブオイルをパンにひたして食べるのが大好き。独身時代は1ヵ月で2ℓ強以上消費していたらしい…。バゲットに良質なオリーブオイルをかけ、ときには塩もふり…それを主食として食べていたという。恐ろしきスペインの血(混血だけど、このへんは筋金入りのスペイン人)!また夫の名言に『オリーブオイルにかけすぎはない』というくらいですから・・・・・・汗。

 スペインではエキストラ・ヴァージン・オリーブオイルの値段は質、量に応じてピンからキリまでありますが、私の個人的な意見としては“スペイン産のエキストラ・ヴァージン・オリーブオイルは世辞抜きで、どれも間違いなく美味しい”ということ。値段が高いエキストラ・ヴァージン・オリーブオイルは手摘みだったり、細かな過程が伝統にのっとって手作業だったりの手間が含まれているから高くなるだけかなぁ?とも思います。色々と理由はあるのかもしれませんが、安くても美味しいエキストラ・ヴァージン・オリーブオイルは沢山あるので値段や質はともかく、まず色々試して自分好みのエキストラ・ヴァージン・オリーブオイルを見つけるのがいいかと思います。

 この日私達が買ったのは『Picual 500 ml castillo de Tabernas 0.1º』15ユーロなり。高いっ!たった500 mlで15ユーロは高いです、かなり…。我家のエンゲル係数が…。いつも我家は5ℓで17ユーロの良質な辛口エキストラ・ヴァージン・オリーブオイルですからねぇ。これは大切に使わねばと、先日作った手作りラヴィオリにかけて美味しく頂きました。

 そんなわけでスペインへお越しの際は、迷わずお好みのスペイン産(←重要)エキストラ・ヴァージン・オリーブオイルをお土産にどうぞ。ハズレなしの美味しさですよ!


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by astriana | 2010-06-16 00:46 | Viaje

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*自己紹介*

■HNはmallorquina
■スペイン在住 (5年目)
■スペイン人夫+やんちゃざかりの愛犬ショコラ色のトイプードル。
■料理本&旅行本の収集が趣味。
■スポーツ大好き。毎日早朝ウォーキング6キロ、ヨガに筋トレを欠かさない。
■ソフト・ベジタリアン(お肉はいっさい食べません)を実践中。


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