生活のひとコマを綴る。        リンクフリー。


by Astriana

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カテゴリ:Primavera( 32 )

春のできごと ⑪

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夫の大好物の豆腐ティラミス。絹豆腐を買うたびに「ティラミス?」と聞いてくるけど、私の目的は凍り豆腐をつくることなんですよー。

■空白の時間

 微妙な時間帯、突然のできごと…という状況は幾度となく突然やってくる。微妙な時間帯11時過ぎに小腹が減り、突然日曜日に友人が昼食にやってくるとか。こういう状況は日本なら結構たやすく対処できるのが、何でもあっていつでも開いている商業ポリシーのおかげ。深夜のコンビニのおダシの薄いおでんの有難さ、24時間開いている人気まばらなスーパー。深夜にもかかわらず眠気スマイルつきで接客してくれるこんなサービスの良い国に住んでいたので、夜は寝るもの・バーで労働の疲れを癒すもの・日曜日は休むものというポリシーをかたくなに守るお国に住むと、いささか住みずらさを感じる。

 若きスペイン留学時代は“遊び第一、勉強二の次”(←親よ、ごめんなさい)だったんですが、スペインの商業時間になかなか馴染めず不便な思いをしました。当時のスペインでは朝が早いところでBarとCafeteríaが7時~8時にオープンして出社前のCaféや朝食をかっこむ人で賑わう。9時~10時頃からのろのろとスーパーやお店がオープンし始める。お昼過ぎ、1時くらいからぞくぞくと午前中の店じまいがはじまり、早いところで(←この場合たいていは個人商店)1時半には閉まってしまう。遅くて2時半くらいには完全に閉店状態…。はい、皆さん帰宅して家族そろってランチタイムです。2時半~5時まで(←信じられない…)。早くて4時過ぎから、遅くて5時からのろのろと午後の営業がはじまり、9時から10時頃に閉店。一日中開いているのがスーパーくらいで、大型ショッピングセンター内であっても各ショップは閉り、その中のスーパーだけは開いているという。

 そして日曜日と祭日は完全にお店は閉まっていて、唯一オープンしているのがCafé・Bar・Restauranteだけ。日曜日の街の静けさたるや…物寂しさいっぱいです。学校が終わるのが昼1時だと午後の営業時間まで待つしかないのでいったん自宅に戻り、午後に出直す(←面倒)。でもジムに行っていたので午後に買物ができない…という不便さ。とくに郵便局・市役所・銀行も午前中が勝負なので、朝からクラスがあるとなかなかうまい具合に事が運ばない。

 上記は私が留学した頃(←10年以上前)のスペインの某地方での生活リズム。今現在は首都マドリッドやバルセロナとかの一部のお店は日曜日でもオープンしているところもあるみたいですが、基本的な生活リズムは変わっていない。私がどうしても今だ慣れないのが、やっぱり午後2時~4時半まで閉店してしまうこの空白の時間帯。日本だったらもっとも動きのある時間帯のような気がするんだけど…。日本から観光で来られる人たちにとっても不便極まりないと思う。

 日本での行動パターンのクセで昼食を終えて一息ついたところで「さぁ、出かけようか?」と夫に言うと、時計をちらりと見て夫「うーん、もう少し待ったほうがいいよ。まだ早いから」と言った時の時間は3時…。今から出かけてもまだ店が閉まっている・・・・・・・・・・・ふ、不便だ!いつになったらスペインのこのゆるーい生活リズムに慣れるのだろうか・・・・?

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by astriana | 2010-04-22 00:44 | Primavera

春のできごと ⑩

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パン作りは難しいー。このクグロフも改良の余地ありありです、トホホ…。

■買うべきか、作るべきか、それが迷いどころ…。

 美味しいパンがあふれているスペイン。スペイン各地方の味わいあるパン、欧州各国のパンが店頭に並んでいて、ご飯党だった私も朝食はパンがいいと思うように。多種多彩な日本のバリエーションには追いつかないにしても、素朴さ、噛みしめると小麦の味がひしひし感じるパンたちばかり。

 しかも私の大好きなバゲット系、ルスティック系、雑穀全粉系パン(←とくにオランダのパンは最高に美味しい)がすこぶる美味しい。つい買物に行くと買いたくなる。パンが充分あるのに…。前世でパンに飢えて死んだのか?自分?とつっ込みたくなるけど、やっぱり買ってしまう。

 これだけ充実しているとふと“作る必要性はあるのか?”と自答自問。ベーグルはあまり売っていないので作るしかないんだけど、それ以外は…うーむ、作る手間を考えると買った方がいいのだろうか。・・・・・・・・結果、スペインにないお惣菜パン&菓子パンだけは作ってみるかー?となりました。

 その第一弾がチョコマーブル・マンゴー・クグロフだったんですが…、難しい。水分、発酵加減、焼き加減が微妙すぎる。もっと精進せねば。


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by astriana | 2010-04-20 02:04 | Primavera

春のできごと ⑨

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去年の夏の終わりの暑い日に作った餃子(豚肉使用)。夏のスタミナ補給にパクパクと。

■無心の包み作業-②

 チマチマした作業が結構好きな私ですが、それに熱中すると自分の限界に挑戦するかのように完璧に成し遂げたくなる。その一つに“包み作業”がそう。前回でもちょっと触れましたが、母の包む餃子は完璧です。機械のごとき動きで具(←計ったことないけど、おそらく同じグラム)を皮にのせ、ちゃっちゃと等間隔でひだをよせて包み上げる速さは1個10秒ほど。これが早いか遅いかはわからないけど、私の目には早い。この手際で子供の頃は4人家族50個分(←食べ盛りの私と兄がいたので。苦笑)をパパッと包み上げていた母。

 その横で“お手伝い”と称した私が一緒に包むが、もったらもったらした動き、手先まで命令が脳伝達されていないかのごとく具と皮がよれるわ、はみだすわで大騒ぎ…沈黙。母の教え方はさっぱりとしていて「こうやるのよ」とやや速度をおとして見せてくれた。教えられてもなかなか上手にいかず、夕食時「この変なのは?」と兄につっこまれ、落ち込んだものです(←気遣えよ、兄!笑)。

 この手の包み作業って、経験と慣れ、カンなくしては収得できないと思う。話はそれますが、高校時代に雑貨屋さんで超短期アルバイトをしていました。偶然通りかかったら張り紙があったのでそこへ申し込んだという。それまで私は雑誌の編集のアルバイトをしていたので小売業ははじめてで、覚える事がおおくて戸惑いましたが、その中で一番困ったのが“包装”でした。

 先輩がレジの横で適当な箱で包装の仕方を教えてくれた。その教え方は丁寧だったのですが、どこか母を彷彿させる感じにさっぱりと。ウチで餃子をもったらもったら包むのとは訳が違うので、私はアップアップ。雑貨屋で包装となればそれはプレゼント、贈り物なわけで、キレイに包まねばという焦りで緊張。小さい箱で挑むも、箱を包装紙のどこに置くかがイマイチわからない。あーしてこーして箱を転がして包むも上手くいかない、なぜだ!と大汗。

 やれやれと「じゃぁ、ここで少し包装の練習してて」という言葉に顔をあげて、先輩を見た私の顔にはきっとはっきりと、でかでかと「?」という文字が浮かんでいたに違いない。思わず私が「ここで、ですか?」と聞き返すと、「そうよ、このレジの横で」と先輩が不思議そうな顔をした。「放送の練習ですか?」と聞き返すと、さらに先輩が「そう!包装の練習をここでしてて」とお怒り気味に言い捨てて去っていた。

 そう、私はあまりのアップアップさで包装と放送を瞬時に聞き間違えていたんです。このレジの横で放送(店内)の練習をするの?どこにマイクあるの?!と内心ドギバクしていた…いっ、痛い、痛すぎる痛恨の勘違い。数分後に自分の聞き間違いに気づいたんですが、そのときの心境はもう穴を掘って掘って、堀りまくって埋まりたい!という恥ずかしさでした。でもここのバイトを辞めるまで毎回大汗をかきながら必死に包装した経験は忘れられません。

 そして社会人になってアパレルの仕事で包装する機会が定期的にあったんですが、ふと気づいたときには包装がいとも簡単にできるようになっていました。入社時に新社員の心得というか、研修の一環で包装は触り程度に習っただけなのに。退社する頃には包装が得意で得意で、イベントがあると私がせっせと包装していました。もしかしたらあのバイト(←抹殺したい過去ともいふ…涙)で何か包装のコツをつかんでいたのかもしれません。

 いま結婚してこちらに来てから夫に餃子や肉まんを作って食べさせてあげようと作ったある日。ふと気づいたら、包んだ餃子のひだが等間隔にチマチマとそろっていました。いくつか包んで並べてみると、不思議と母がちゃっちゃと包んでいた餃子に似ていました。いつのまに?どうやって?と自分で驚きました。まだ母の手際の良さには敵いませんが、子供の頃に母からさっぱりと教えられた事はいつの間にか私に伝わっていたように感じます。

 毎回、餃子を包むたび遠くにいる母を思い出します。

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by astriana | 2010-04-16 00:47 | Primavera

春のできごと ⑧

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ニンジンたっぷり、うさぎも喜ぶキャロットケーキ。

 ■嫌いが好きになったとき

 子供の頃は母が厳しかった(←ある意味今でも充分厳しい)ので、食べ物の好き嫌いは有無を言わせず全て“好き”とみなされた。子供の頃本気(あんまり好きじゃない物はもっとあったけど)で嫌いだった食べ物は、食材ならゴボウがどうしても苦手(大嫌い)で、料理ならほうれん草の胡麻和え・おでんが嫌いでした(←さらに食感でいうなら軟骨ぽいコリコリしたもの。飲み物ならミルク入り、人工的に甘いもの)。

 実はゴボウは今でも大嫌いで、どうしてもゴボウ特有の泥臭さが我慢できない。どう調理しても無理で、まったく食べれない。どうしても克服できない食べ物はいくつかあるものの、年を重ねて“美味しさ”に目覚めはじめていくつか苦手だった食材・料理の8割方クリアーしてきました。不思議なものですね、あんなに子供時代は“うわ~、美味しくない”と嫌々食べていたのに、今ではほうれん草の胡麻和えもおでんも大好物。胡麻和えに至っては我家の定番お惣菜で、夫も大好物。

 味覚ってじょじょに変化してくるものなんですね。今ではこじゃれたモダンな料理より、祖母が作ってくれた料理が美味しい恋しいと思うようになりました。私の場合海外在住というのもあるけど、日本食はやっぱり美味しい。

 話はとんで、スペインに来てから克服した物の1つがニンジン。昔からあんまり好きじゃなかったんですが、こちらのニンジンって細くて短くて見た目が妙に頼りなくって、でもポトフにしたり炒めたりするとすっごく甘い。売られている様はふさふさした葉をポニーテールのように縛り上げられ、オレンジ色の脚線美をなげだした姿は目にも愛らしい。我家では葉だってキレイに洗って、混ぜご飯やパスタの彩りに使ってしまう。

 克服するきっかけはずばりパウンドケーキ!ほそっこいニンジンゆえ、早めに使い切らないと悲しいくらいシワだれた乾燥ニンジンになってしまう。ある日、3本ほど微妙なニンジンが残っていたので“いっちょ、作っとく?”って感じで、ウォルナッツ・オイルのシフォンベース生地で“こんな感じ?”と自答自問しながら(←私、独り言が激しい。笑)適当に作ったら意外と“むむ、美味しいぞ、これは”とまぐれ当たり。夫も例の「ウーォッ!オーイシィィ!」とおったけびを上げて食べてくれました。

 それからと言うものニンジンが余りそうになると『パウンドケーキ救済』が発令するわけです。そのたびにアレンジしたがりなので毎回改良を加えていったら自分なりに美味しいニンジン・パウンドケーキが焼けるようになりました。バターベースよりオイルベース生地の方が、ニンジンは摩り下ろすより粗みじん切りの方が…とか研究してるのにメモらないからレシピが残らない…。次回こそメモらんとね、しっかり。

 克服したら、好きになったら一途な方(←?)なので、がんがん食べまくります。今まで食わず嫌いをして失われた時間を取り戻すかのように、巻き返しにかかります。ローストにして、ポトフにして、煮物にして、ニンジン豆腐ハンバーグにして…とあらゆる手段を使って食べまくりました。すっかりニンジン克服。

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by astriana | 2010-04-12 23:18 | Primavera

春のできごと ⑦

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林檎が大好きな義母から頂いた青林檎。この美しい青林檎にしばし見惚れてしまった。一日1個の林檎で病気知らず、というのを聞いたことがある。

 ■健康の条件

 去年の秋くらいからじょじょにお肉をやめて玄米菜食に移行してきた我家。きっかけは雑誌で読んだマクロビオティックで、読めば読むほど興味しんしん。厳密にマクロビオティックをしようと思っても和食とオーガニックが基本となると、意外とスペインでは難しい気が…する。まず一般的にマクロビオティックの認知度がかなり低いので、オーガニック食材入手がちょっと難しい、かな?大手デパート内の一角に自然食フードを扱っているし、自然食専門店(←幸運にも夫の2番目のお兄さんは自然食専門店のオーナーで、自然食に関してプロフェッショナル)もあるけおど全部がオーガニックというわけではないし、和食が基本なマクロビオティックを尊重して実践となると有機醤油とか、味噌はそう簡単に入手できない。

 そんなわけで我家では70%なんちゃってマクロビオティック、ソフトベジタリアンと称してできる範囲内でマクロビオティックを実践している。野菜6割、豆類1.5割、乳製品1割、卵1割、海草0.5割といった割合。食材は買える範囲内でオーガニックにして、無理して高いオーガニック食材は買わない。白米→玄米、砂糖→黒糖・きび砂糖、ワインヴィネガーをBioアップルヴィネガー、薄力粉→全粒粉…と手短なものから変えてみました。

 一番変えて驚いたのがBioアップルヴィネガーで、すっごく美味しい。こちらのワインヴィネガーってツッゥンッ!と鼻をつく酸味があって苦手だったけど、このBioアップルヴィネガーは酸味が柔らかくてフルーティー。ピクルス作りにもぴったりで、思わず丸ごとラディシュをピクルスにしたら美味しかったー。

 お肉は絶対にダメ!と決めてしまうと人とのお付き合いも難しくなるので、食べるときは食べます。がっ、食べなくて済むのであれば回避する方向で、でも食べたかったら我慢しないという、心の余裕をもたせてます。卵、乳製品は普通に食べますが、量に気をつけてます。今は大豆の加工品、擬似ミートや挽肉(大豆を荒く刻んで乾燥させた物)を使って料理してますが、擬似といっても挽肉状の物はミートソースや生姜そぼろにすると見分けつかないくらい美味しい。

 魚介類は制限なく、でも調理の仕方を気をつけて適度に食べてますが、基本的に2週間に1度くらい。そのときどきの旬の魚を美味しく食べてます。イワシ、サバ、サーモンはオメガ3が豊富で安くて主婦には嬉しい。貝類はムール貝、あさりをちょこちょこと。

 基本的に食事の時間も決めています。朝は7時にパン食、昼が1時半に玄米菜食、夜は7時半か8時に軽めに野菜スープにクラッカーと言った感じで、かなり軽いです。翌朝はお腹ペコペコで目が覚めたりしますが、そのぶん朝食を美味しく食べる。

 あ、オヤツもしっかり食べてます。こればかりは別腹です(笑)。基本はフルーツやドライフルーツを食べるようにして、お菓子作りするときはできるだけライトにヘルシーに…と材料(生クリームを植物性クリームや豆乳にしたり)を変えて作ってますが、まぁ少し食べる楽しみがないとねー?っと、アイスやチョコを食べてるし(苦笑)。

 これに運動をくわえると、かなり体がラクになりました。むくみや末端冷え性も少し改善された気がします。とくに肌の調子が良くなったような気がする。最近“痩せすぎ!”とよく言われる(先日、夫の兄に1年ぶりに会ったら「また痩せたでしょ?!」と驚かれた)ので体重は現状維持(←スポーツやり過ぎ?でどんどこ痩せてしまうので気をつけてるんです。服もXSサイズ以下)。夫は会社での健康診断でコレステロールや体脂肪率も下がって良好で、体重も1年で4キロ減(←必要ないくらい痩せてるのに)。

 総合的にバランスよく、年齢と自分達の体調に合わせて食生活と運動をコントロールすれば、おのずと健康でいられるのかなー?と思っています。とくにマクロビオティック、オーガニックにこだわる必要もないかもしれませんが“良い”と言われるにはそれなりの理由があるわけで、それを上手に使うのも一つのテクニックなのかも。

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by astriana | 2010-04-10 15:18 | Primavera

春のできごと ⑥

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酢豚の悪影響で食わず嫌いだったパイナップル。甘さフルパワーだと美味しいんだね!やっぱりパイナップルは単品で食べた方がいい。

■食卓ムーブメント

 去年の夏、我家の食卓ブームメントはスイカでした。スペインの夏は暑い。太陽が濃縮されたような日差しがえんえんと4ヶ月くらい続く(去年の夏は長かった…その分12月でも温かかった。異常気象ってやつですね)。幸い(←自虐的。笑)我家は北向きで夏は涼しく、冬は極寒というマンションなので夏は過ごしやすいんですが、それでも動けば気力を消耗する暑さはあるわけで、しかも我家にクーラーはない(私も夫もクーラーが大嫌いなので)。

 掃除をはじめると心地よい汗が首筋をつたい、額に汗粒がきらめき、日課のYogaや筋トレしたらTシャツが肌にはりつく(←ある意味“達成感”を感じたりもする。笑)。これだけ汗をかけば体は枯れ、体力食欲ともにヘロヘロ…。ながれで夕食は「なにか、そう…ジューシィーな果物でいいよね?」とうつろな目で訴える先に、夏痩せキング(←夫ともいう)も「si..., me parece bien(うん…、いいと思う)」とヘロヘロ。

 そこで気まぐれに買ったのがスイカ。どんだけ安い?!とつっ込みたくなるほど安いのがスイカで、次いでメロン。バスケットボールくらいの大玉で3キロ、カブトムシもびっくりの甘さのスイカで4ユーロ(¥520)くらい。ラグビーボール大のメロンが2キロ強、ヘラクレスも驚く(←しつこい?笑)甘さのメロンで2.50ユーロ(¥260)です。各地域、各スーパーによって値段が前後しますが、我家周囲はこんな感じ。

 さらにもっと安く、価格破壊的に買うなら朝市に行けば大玉スイカ1個2ユーロ、メロン2個2ユーロという“もってけ泥棒!”なお値段で、しかも買う前にちゃんと試食させて商品保障までしてくれる。スペインにおいて大衆むけフルーツは朝市で買うのが利口だと在住3年目にして学びました。

 ちなみに我家の2009年度スイカ消費量7.5個でした。1個あたり3日で食べつくしました。スイカに飽きてきた舌にアペタイザー的にメロンも3個消費。去年は瓜系フルーツ三昧で夏をのりきりました。

 で、今年の2010年度、夏の食卓ムーブメントはどうやらPiña、パインナップル(←パイナップルが正しい言い方だけど、私的にはパインナップルがしっくりくるのだった。あ、パインナッポーとも言ったりする。笑)になりそうです。こちらも主婦には有難い低コストな南国フルーツ、ジューシーさ控え目だけど、その分を繊維質でリカバーし、体にいい酵素たっぷり、ダイエッターの味方。夏の食欲減なときでも腹持ち良さそうだしね。スペインでパインナップル1個2.5ユーロ(¥260)くらいで、こちらも朝市ならもっと安い。

 先日、店頭のパインナップルを見て夫が「食べたいなぁ」と言うので買ってみたら、すっごく甘くて美味しかった!酢豚で食べる事の多かった甘酢かげパインナップルのせいで苦手意識があったけど、フルーツとして単独に食べると美味しいんだ!と再認識しました。これからはもっと積極的に食べようと思い、これを機に2010年度はパインナップル三昧の夏になりそうです。

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by astriana | 2010-04-08 15:24 | Primavera

春のできごと ⑤

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朝7時ジャストな朝食。今年はイースター名物のTorrijasを手作りしたのに、1枚がはげしく焦げている・・・・汗。夫が食べてくれた。すまんのー。

 ■夢の厚切り

 スペインに住み始めてから朝食はパン食になりました。基本的にインテグラル・バゲットにバター、好みのジャム、コーヒーだけ。とにかく朝からがっつり食べれない私がじょじょに夫を洗脳し、シンプルな朝食を定番づけました(苦笑)。それまでは朝から目玉焼き(←これは何とか。私は食べないけど)、豚の血のソーセージ(←朝っぱらからやめてほしいっ!)を食べていた夫。朝からしっかり食べる事は良い事だけど、朝いちに脂っこいものはどうなの?健康的といえるのだろうか?と訴え、私がマクロビオティックに興味を持ち始めたのもあり、なぜか夫も興味を持ち始めたのをいいことに朝食メニューを洗脳したのです(日曜日は好きなパンを、ブリオッシュやクロワッサンにしてあげる)。

 話しがそれましたが、ここスペインではパンが主食。パンがなくては食事にならないし、チーズも食べれない(←詳しくはこちら)。種類も豊富だし美味しいのに、こんなに沢山のパンがあるのに唯一ないパンがある。それは・・・・・厚切り食パン!日本並みとまでは言わないけど、2cmくらいの厚切りくらいあってもよかろうに、ない。どこを探しても、ない。夫に聞いても「厚切り食パン?・・・・・・(深く考え込み)見たことないよ、たぶん」と言う。厚切りの醍醐味は、あの表面のサックとして中のモチッとした食感…これが味わえないのかぁ。

 スペインの食パンはきっちり正方形で、たよりないくらい薄い。トーストすると切なさ倍増の薄さに…。あ、イギリスの食パンも驚くくらい激薄ですよね?トーストするとラスクのようになってしまう。これはこれでホットサンドを作ると美味しいんだけどね。

 厚切りパンに想いをはぜながら自分でパンを焼いて、イマイチな自分のイギリスパンで我慢してたある日のこと、夫と買物へ出かけると「ちょっと来て!」と小走りに駆け寄ってきた夫。「もうぉ、何よー」と可愛げもない声を出しながら付いていくと、夫が自慢げに差し出す1キロ入り食パンの袋。よーく見ると・・・・・ううっ!厚切り!理想に近い厚切り食パンが!日本レベルではないか!夫自慢げに「ペケ(←私の実際の愛称)が厚切り食パンっていつも言ってるからチェックしてみたらあったんだよ!どう?いい感じじゃない?」もう、いい感じどころか、ばっちりですよ。ウキウキして買って帰りましたとも・・・・でもややお値段が高いのが痛いなぁ。ランニグコスト的に高い…。これは月に1度にして贅沢感として楽しむ方向にしました(節約主婦ですから。笑)。

 久方ぶりの厚切り食パンの味は、もう幸せいっぱいでした。厚切り万歳です!

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by astriana | 2010-04-06 15:40 | Primavera

春のできごと ④

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友人の愛猫ゴルディ嬢。なんともなつこっくて可愛いくて沢山写真撮ってしまった。実家のアメショー2匹が恋しくなるなぁ…。

■チーズとパンの意外な絆

 うららかなとある日曜日。我家の朝は曜日に関係なく毎日定時(6時45分)に起床、朝食7時が暗黙のルール。日曜日だけは1時間遅くなっても良いという日曜日の贅沢の一部として黙認(←軍隊か?苦笑)。いつものように朝食のあと身づくろいをしてアンティーク市へ行き、帰りがけに市の一角に小さなオランダ人のLeoが経営するQueseria(チーズ屋さん)へ立ち寄っていくつかチーズを買った。

 このLeoの扱うチーズは9割オランダ産ゴーダチーズ(Gouda-オランダ語だとハゥダーと発音する。ちなみにオランダのチーズ生産量の60%をゴーダチーズが占めているそうな)をベースに、本当にいろんなタイプのチーズを置いている。クミンシード入りはカレーのようなスパイシーな味わい、グローブ入りは意外に日本のシソのような風味がして懐かしい味、胡桃入りはマーマーレードジャムと一緒に食べるとオヤツ感覚の美味しさ。

 一部はイタリア産も扱っていて、そのチョイスも面白い。ペスト・ジュノベーゼの錬りこまれた緑色のチーズには驚いたけど、バジルの香りが良くてすっごく美味しかった!そうそうトマトペーストの錬りこまれた真っ赤なチーズも、トマトの味まんま!って感じで美味しかったなぁ。

 スペインに来てからチーズの好みも変わってきて、より“臭い・古い”チーズに魅せられはじめて今じゃCamembertやBrie、Mozzarellaでは物足りなくなってしまった(←どれもこれも大好きですが)。夫が「そんなパンチがないチーズを食べてるようじゃ、まだまだチーズ好きとはいえないなぁ。本当のチーズ好きは古くて香りの強いチーズを食べてこそチーズ好きだね」と言っていて、夫好みのチーズをつまみ食いしているうちに好きになってしまったんですが、夫の言葉に間違いはなかった。かなり熟成されたチーズは旨味成分が濃くて口に入れた瞬間に香りが良くて、その味と香りに慣れてしまうと、フレッシュ系チーズは“パンチがない”ように感じる。

 で、ここLeoのお店で買うのが決まってGouda Extra Curado(超熟成ゴーダチーズ)を購入。すっごく美味しい。初めてこのお店でチーズを買おうとしたとき、すっごく迷っていたら、隣にいたオランダ人女性が「これ、とっても美味しいわよ」と指差して教えてくれた。試食もさせてもらってびっくり!とっても濃厚で、夫のストライクゾーンにばしっ!ときた。それ以降このチーズの虜。

 美味しいチーズをホクホクと持ち、帰宅。ランチは春雨サラダにスープ、買ったばかりのチーズで軽く済ませることに。ここで事件発生!夫が突然挙動不審に焦り始めて「ねぇ、パンは?」とキッチンを探し始めた。「あ、今朝のパンで最後だよ。もうないと思う」と言うやいなや、怒る怒る!「チーズを食べるのにパンがないなんてありえないでしょう?!なんでないの?さっき帰って来る途中で買い足すものない?って聞いたら“ない”って言ったのに…。パンがないなら、なんでさっき買わなかったの?!日曜日は午前中しかスーパー開いてないんだよ!」と立て板に水のごとし。

 夫いわく「スペインではチーズを食すときには必ずパンを一緒に食べるのが当たり前で、フランスのようにデザートとしてチーズだけを食べる事はない(←例外はないのか?とつっ込みたかったがやめた)。日本においてフリカケをご飯なしでは食べれないのと同じように、チーズにはパンを、フリカケにはご飯なんだよ!」と熱く、それはもう熱いくらいに諭されました。日本人妻ゆえ、チーズにパンが必要不可欠だとは思いもよらなかった。日本でチーズの盛り合わせにパンって付いてきたかな?…クラッカーくらいはついてたかな?と考えてみたけど、やっぱり私の中でチーズにパンは必須という形式はでてこないのは、コテコテの日本人だからだろうか?これ以降、チーズを食べる前にはパンチェックをするようになりました。

 ちなみにこの時は運良くバゲットが少し残っていて、夫なんとかチーズを食べることができました。ああ、良かった…ホッ。

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by astriana | 2010-04-01 23:06 | Primavera

春のできごと ③

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フィルム写真ぽい?けっこうイイ感じかも。

■夫のテンションがグンッ!とあがる瞬間

 最近あることを発見した。夫のテンションが目に見えてグンッ!と上がる瞬間があると。今までにも幾度かあったと思うけど、身近すぎて気づかなかった。でも今回はっきり認識せざるおえないくらい、はっきり感じとった。

 ちょっと話はそれますが、以前日本人の友人に「自分の夫が外人だと思う瞬間って?」と聞かれました。考えてみると・・・・・・・・、テレビを見てるときかな?つまりリアクションが大袈裟なところでしょうか。リアックション減な日本人から見て、スペイン人夫のリアクションたるや5割増しに感じます。とくにスポーツ観戦たるや、そのリアクションにつけジェスチャーが組み込まれ、夫「No! Ah----! No puede seeeeeer!!!(ダメ! あーー、ありえぇぇぇぇぇぇんっ!!!)」と両手を広げ、終いには頭を抱え込んでうなだれる様は、外人さんそのものです(苦笑)。

 あとは日本へ行ったときかな。以前、鎌倉へむかう電車に乗っていると“あれ?チラチラ見られてる?”と感じ(←当然、私を見ているのでは決してない)ていると、正面に若めご夫婦が“何語かしら?イタリア語ぽい響きだけど…”と夫を見ていた。そんなとき、夫は異国人だったなと思う。

 ウチの夫はほとんど日本語が話せないのですが、趣味で日本語の文法を勉強していて(←でも話せない。苦笑)、「ハナコサン ハ カイモノ ヘ イキマシタ。ニンジン ヲ カイマス…」と音読しているイントネーションが見本的なくらい外人さん。それはもう私達が外人さんのモノマネをして日本語を話すような感じで(笑)。巻き舌・抑揚の激しいスペイン語のイントネーションで日本語を話しているからなんだけど、すっごく笑える。そんなとき、やっぱり外人だなぁと思うのです。

 話を本題に戻して、でも余談もふまえた上で、夫のテンションがグンッとあがる瞬間というのが“好物を食べているとき”瞬発的に同じ言葉をしかもカタコトの日本語で「ウーォッ!オーイシィィ!」と連呼して深い溜息をつきながら食べるのだ。その貴重な瞬間が写真↑です。

 前夜の残りのムール貝の白ワイ蒸しを殻からはずし、むき身、旨味たっぷりのムール貝から出たスープとセロリの葉のざく切りを加えたパスタがいたく御気に召したようで、それはもう喜んで食べてました。まさに夫のテンションが目に見えてグンッ!と上がった瞬間でした。

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by astriana | 2010-03-27 23:25 | Primavera

春のできごと ②

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あさりのお味噌汁って、ほっとする。それになぜか旅館の朝食の定番のメニューのような気もする。

 ■あさりラバー

 あさりが大好きです。もう無類のあさり好き。煮ても蒸しても炒めても…どんな調理法にも適していて、その貝の内に秘めたたる海のエキスたるや、口に入れた瞬間にひろがって幸せをもたらしてくれる…って、私はソムリエか?っと自己つっ込み。

 日本に住んでいたときはもっぱらお味噌汁か酒蒸しが好物でした。まずお味噌汁のあさりを食いつくし、海のエキスをふくんだ味噌汁をぐぐっといただく。あ、私的にはあさりの味噌汁には合わせ味噌か赤味噌が良いと思ってます。あさりの酒蒸しはいっきに食べつくしていましたね~。この料理は時として居酒屋さんの定番メニュー、シェアしてつまむものという定義が暗黙のうちにありますが(←あるような気がしてます)、私はそれができない。好物をシェアしてチビチビ食べてられるかいっ!ってな感じで、私は友人達と飲み行ったときには「私、あさりの酒蒸し一皿食べるから」と牽制オーダー。友人達も気心がしれた連中なので「ハイハイご自由に」と体よくあしらわれるのですが…。

 これだけあさりラバーな私がスペインに来たばかりの頃、このあさりの値段に驚きました。た、高いんですよ!1キロで8~10ユーロ(¥1690←当時のレート)で、500gでも妙に高い気がしていました(貝で目方を損している気がして。せ、せこい…苦笑)。日本であさり一パック¥300くらい(←まぁ、質や大きさで変わってきますけど)だと思っていたので、妙に高いなぁと手が出なかったんです(主婦ですから節約命です)。

 ところがここ最近、あさりの値段に微妙な変化が。お気に入りのスーパーへ行ってみたら、あさりが1ネット500gで驚きの2.95ユーロ(¥362)!まぁ、なんてあさりラバー泣かせなプライス!当然ウホウホとお買い上げ。アサリは2回に分けてお味噌汁とパスタにして頂きました。このときの値段はセールだったのかなぁと思っていたらそうではなくて、以降も2.95ユーロの定価として販売。ああ、嬉しいっ!

 ちなみにスペインではあさりよりムール貝が激安で、1ネット2キロで2ユーロ(¥240)。家計にとっても優しいムール貝なのです。美味しいですしね。

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by astriana | 2010-03-25 20:47 | Primavera

* información *

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*自己紹介*

■HNはmallorquina
■スペイン在住 (5年目)
■スペイン人夫+やんちゃざかりの愛犬ショコラ色のトイプードル。
■料理本&旅行本の収集が趣味。
■スポーツ大好き。毎日早朝ウォーキング6キロ、ヨガに筋トレを欠かさない。
■ソフト・ベジタリアン(お肉はいっさい食べません)を実践中。


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